都岳連自然保護委員会: 2018年2月アーカイブ
秩父多摩甲斐国立公園内の奥多摩小屋の存続等についての要望書
公益社団法人東京都山岳連盟は、奥多摩小屋の管理運営主体である奥多摩町が老朽化した奥多摩小屋を閉鎖する方針であることを知り、環境大臣、東京都知事、奥多摩町長宛に平成29年11月8日付けで存続などについての要望書を提出しました。
およそ次のような内容です。
1. 奥多摩小屋の維持、または再建
2. 奥多摩小屋テントサイトの存続
3. 環境に配慮したトイレの設置
要望書はこちらから→https://www.togakuren.com
→要望書のPDF形式はこちらから
また、2月9日の東京新聞に関連の記事が掲載されました。「奥多摩山域を愛する会」を結成して行われた署名活動などが紹介されています。なお、署名活動は2月末で終了します。
現在、平成30年2月9日の東京新聞の関連記事は見ることができなくなっています。
東京新聞:「奥多摩小屋 存続させて」 登山愛好家が署名活動「安全確保に」
「山の自然が崩壊する 続・深刻化するシカの被害」をテーマとして山岳団体自然環境連絡会が主催する第2回山岳自然環境セミナーが行われます。多くの方にシカの被害の現状を認知していただきたい。
以下、参照先のWebページから
近年、日本列島の各地でニホンジカ(以下「シカ」と表記)の個体数が急激に増加し、その生息域が高山・亜高山帯にまで拡大し、山岳地の生態系に深刻な影響与えています。シカの被害として、森林の衰退、希少植物の消失、土壌の浸食などが発生し、わが国の豊かな生物多様性を守る上で、一刻も放置できない問題となっています。登山者も、山岳地域でその状況をつぶさに見ており、山を愛する者として何らかの行動をすべきと考えております。
第2回山岳自然環境セミナーの詳細情報はこちらから↓
https://www.jma-sangaku.or.jp/conservation/yaseichoju/static/shikaseminar.html
日時: 平成30年3月11日(土) 午前10時30分~午後5時(受付開始10時)
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟501号室
参加費:500円(当日集金)
主催: 山岳団体自然環境連絡会
内容:
(1)基調講演
ヨーロッパ狩猟の過去と現在 ―狩猟権から動物の尊厳まで―
講演者 駒澤大学名誉教授 野島 利彰 氏
(2)パネルディスカッション
山岳地のシカ対策、共生を促進するための課題
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