都岳連自然保護委員会: 2009年12月アーカイブ
平成22年度 自然保護委員会 予定表 [2010.8.24 4版]
※下線の付いたイベントは一般の方を対象としています。
年月 |
委員会 |
実施内容 /担当 |
準備事項 |
都岳連・日山協 |
2009年 12 |
5 |
5(土)企画会議、忘年会 12(土)〜13(日)雲取山 冬季環境調査 /調査 3月〜12月● 水質調査 |
自然保護指導員申請者確定 | ※第1土曜日 都岳連3F会議室 |
2010年 1 |
26 |
26(火)委員会新年会 |
(上旬)指導員日山協へ申請 | 日山協新年会 |
2 |
15 |
16 指導員承認 | 日山協指導員承認 | 都岳連予算会議 ※第3月曜日 |
3 |
23 |
19(金)自然保護指導員通信 春号発行 /育成 ●3月〜12月 水質調査 |
カタクリパトロール隊員募集 指導員認定証明書交付 | 環境省表彰 7(日)広沢寺清掃 |
4 |
27 |
17(土)〜25(日)カタクリパトロール /調査 |
11環境省 自然公園指導員活動報告 | ジャンダルム3F ※3/23場所変更 |
5 |
25 |
9(日)カタクリ保護柵の撤収 15(土)委員研修 /研修 16(日)春の自然観察会(横沢入)/啓もう |
31(月)新規指導員募集案内 |
25(火)都岳連総会 ※委員会日程変更4/27 |
6 |
22 |
6(日)高尾山クリーンハイキング /啓もう 27(日)日山協・自然保護指導員 新規認定実地講習 /育成 (未定)新人委員研修 |
5月25(火)〜6月25(金)自然保護指導員 新規募集期間 |
環境月間/全国一斉水質調査 17-18日山協委員研修 田代山・帝釈山 |
7 |
27 |
10(土)〜11(日)雲取山 夏季環境調査 /調査 |
||
8 |
24 |
|||
9 |
28 |
14(火)自然保護指導員通信 秋号発行 /育成 |
11〜12 日山協全国総会 新潟 | |
10 |
26 |
10(日)〜11(祝)山岳耐久レース環境調査 17(日)耐久レース清掃[予定] |
指導員・公開講習案内 | |
11 |
11 ※ |
13(土)秋の委員研修(五日市?) /研修 14(日)秋の自然観察会(横沢入)/啓もう 26(金)日山協・自然保護指導員(更新)公開講習会 /育成 |
※第2木曜日 日時変更8/24 ※講習会日時変更7/30 | |
12 |
4 |
4(土)企画会議、忘年会 11(土)〜12(日)雲取山 冬季環境調査 /調査 3月〜12月● 水質調査 |
(未定)自然保護指導員申請者確定 | ※第1土曜日 |
2011年 1 |
25 |
25(火)委員会新年会 |
(上旬)指導員日山協へ申請 | |
2 |
8 |
(未定)指導員承認 | (未定)日山協指導員承認 | 日山協新年会 ※第2火曜日 |
3 |
22 |
(未定)指導員認定証明書交付 |
カタクリパトロール準備開始 (未定)指導員認定証明書交付 |
環境省表彰 |
● 3月〜12月は、水質調査を毎月実施しています。
雲取山定点調査山行 2009年12月12-13日
今回のルートは機動力を活かして後山林道終点まで乗り入れる予定が片倉橋で車両通行止め。予定より2時間の歩程が加算されて12:30に三条小屋に到着。
2年前の北京オリンピック景気の折りスクラップ価格が高騰し、市街ではマンホールの蓋さえ盗まれ始めた時に林道の鉄製落石防止フェンスまで狙われた模様、止む無く行政は車両をストップしたとのこと。
3年前に完成したバイオトイレの調査
三条小屋ご主人より丁寧な説明を頂く。年間大小合わせて3千~4千人がトイレを利用し、メンテナンスには利用者からのチップを使用するが、大半の利用者はノーチップとのこと。
抜気、バクテリア活性ための温水には三条沢の水力発電を駆使し、未だ活性炭交換の必要は無いとのこと。
しかし、循環液が最初の計画より多く排出され、これはリサイクルの一環として小屋近くの畑の肥料に使っている。
高度1500mを過ぎても山道には猪のミミズ捕食跡が多数見つかる。程なくして雪上に血痕、谷底に手負いのニホンジカを発見した。今年も害獣駆除の猟が行われていて、三条ダルミ上部より犬の呼笛を耳にした。山頂を巻く途中でシカを解体中の二人のハンターに出会った。雲取には月に一回、猟犬とヘリで入山し、今期の目標頭数は350頭とのこと。これも水源林保護の為には必要な捕獲か。
16:00に雪の三条ダルミに到着。遠くは藍の雪舟、近景は茶の魁夷を偲ばせる景色を堪能した。初級冬山訓練をしながら、17:00ごろ下界の夜景を見下ろす雲取山荘へ到着した。
雲取山荘では、11月初旬より冬期トイレの使用を開始した。
大腸菌検査を三条小屋の沢と奥多摩小屋下の水場で実施し、水場で3個のコロニーが検出された。
投稿: 山根
今回のルートは機動力を活かして後山林道終点まで乗り入れる予定が片倉橋で車両通行止め。予定より2時間の歩程が加算されて12:30に三条小屋に到着。
2年前の北京オリンピック景気の折りスクラップ価格が高騰し、市街ではマンホールの蓋さえ盗まれ始めた時に林道の鉄製落石防止フェンスまで狙われた模様、止む無く行政は車両をストップしたとのこと。
3年前に完成したバイオトイレの調査
三条小屋ご主人より丁寧な説明を頂く。年間大小合わせて3千~4千人がトイレを利用し、メンテナンスには利用者からのチップを使用するが、大半の利用者はノーチップとのこと。
抜気、バクテリア活性ための温水には三条沢の水力発電を駆使し、未だ活性炭交換の必要は無いとのこと。
しかし、循環液が最初の計画より多く排出され、これはリサイクルの一環として小屋近くの畑の肥料に使っている。
高度1500mを過ぎても山道には猪のミミズ捕食跡が多数見つかる。程なくして雪上に血痕、谷底に手負いのニホンジカを発見した。今年も害獣駆除の猟が行われていて、三条ダルミ上部より犬の呼笛を耳にした。山頂を巻く途中でシカを解体中の二人のハンターに出会った。雲取には月に一回、猟犬とヘリで入山し、今期の目標頭数は350頭とのこと。これも水源林保護の為には必要な捕獲か。
16:00に雪の三条ダルミに到着。遠くは藍の雪舟、近景は茶の魁夷を偲ばせる景色を堪能した。初級冬山訓練をしながら、17:00ごろ下界の夜景を見下ろす雲取山荘へ到着した。
雲取山荘では、11月初旬より冬期トイレの使用を開始した。
大腸菌検査を三条小屋の沢と奥多摩小屋下の水場で実施し、水場で3個のコロニーが検出された。
投稿: 山根