緑風かおる里山と秘滝 自然観察会とハイキングの写真による速報です。
緑風かおる里山と秘滝、自然観察会とハイキングの写真による速報です。
2016年 5月15日(日)新緑が美しい五日市丘陵で、歩くのには丁度良い薄曇りのハイキング日和に観察会は行われました。前日を含めた2回の事前調査で観察する主な植物の確認と表示を行い、23人の参加者を迎えて5班に分かれてのきめ細かな観察が行われました。
楠の葉を使った植物が作るフィトンチッドの目的や人間への効果の話、五日市の河岸段丘や断層のある地形と地層の話、江戸時代の暮らしなどについての話がありました。
コースの終了点の秋川河畔では、自然保護委員会スタッフ特製の山菜汁と山菜天ぷらをいただきました。おいしそうにビールを飲む姿もありました。
小峰公園では小峰ビジターセンターの方からコアジサイのガクと臭いの話や蛇のヤマカガシを捕まえて見せていただきました。
今年は花が1週間くらい前倒しで咲いているそうです。今回の観察会では、およそ次のような植物(花)が見られました。(小峰公園内を含む)
木本
コゴメウツギ、マルバウツギ、ハナイカダ、コアジサイ、ヤブデマリ、ヤマボウシ、ミズキ、ジャケツイバラ
草本
エビネ、フタリシズカ、クリンソウ、ヤマブキソウ、ツレサギソウ、キンラン、ギンラン、ギンリョウソウ、カンアオイ、ホウチャクソウ、タツナミソウ、ハンショウヅル
写真:尾根道での観察とハナイカダ、金剛の滝付近、コアジサイ、山菜汁と味わった天ぷら