自然保護と登山者のマナー

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ローインパクトな山登りを目指そう

1.自然を傷めないようにする

・登山道からはずれない。休憩時も同様に注意する。
・植物や花は決して採らない。
・湿原や草原には踏み込まない。
・残雪期のぬかるみ道のはみ出しは、植生を破壊する。
・ジクザク道を短縮する踏み跡ルートはつくらない。
・山菜は、来年も採れるように、根こそぎはやめよう。(特別保護地区は不可)
・テントは幕営指定地で張る。
・木の枝を折ったり、幹に落書をしない。
・ケルンを積む時は、目印として必要なだけ。
・三脚で道をふさいで他の登山者が迂回して登山道脇の生態系を踏みつけることのないよう注意しよう。

2.水場を汚さない

・水場の上流には踏み込まない。
・食器洗いや洗顔は、飲み水より下流で。
・残飯類、食物かすは、ごみ袋に入れ全て持ち帰る。
・洗剤は使用しない。
・汚水は直接水に流さず、地面に濾過させる

3.山に持ち込んだものは必ず持ち帰る

・ビニール袋を用意し、必ず持ち帰る。
・燃えるゴミでも焼却しない。
・腐ると思えるゴミでも土に埋めない。
・タバコの吸い殻は携帯灰皿を持参し持ち返る。

4.ゴミを持ち込まない工夫をする

・飲料水は、缶ジュース等をやめ、水筒、テルモスを利用する。
・食料はパッケージなど、過剰包装から出して持参する。
・野菜なども、不用部分はできるだけ取り除く。
・自炊の際は、残飯、汁の残りが出ないよう作る量を充分注意する。
・できるだけ登山口ですませる習慣をつけよう。
・水場の上流は避けよう。
・ティッシュペーパーは水で分解しない。トイレットペーパーを必ず持参する。

6.野生動物への配慮

・野生動物を雑菌から守るために、ペットの持ち込みはやめよう。
・鹿や猿など野生動物に安易にエサを与えない。
・音、光など野生動物を驚かすことはやめよう。

7.移入植物の侵入を防ぐ

・山奥まで車で入って登山するときは、靴底についた里の植物の種を落としておこう。