45自然保護指導員: 2008年9月アーカイブ
自然保護指導員の手引きなどの配付のおしらせ 2008年9月30日発送
自然保護指導員の日常の山岳環境保全活動の指針として利用していただくために『日山協 自然保護指導員の手引き』が作成されています。自然保護指導員がどのような活動をしているか、また、して欲しいかを解説するこの手引きを利用していただくことで、皆さまの今後の活動に弾みがつくことを期待しております。
都岳連所属の自然保護指導員と2008年度新規指導員申請予定者の方々に下記の資料を送付いたします。資料は2008年9月30日に都岳連自然保護委員会から発送いたしました。
発送作業の不手際による同封資料の不足や住所記載ミス、住所の更新がなされていないなどにより本資料が届かないことなどが考えられます。各山岳会やお知り合いなどでこのような情報がありましたらご連絡をお願いいたします。情報を入手次第、再送いたします。
なお、住所の変更や資料が届かないなどのご連絡は、都岳連事務局か→お問い合わせとご連絡について、からお願いいたします。
記
- 日山協「自然保護指導員の手引き」
※2008年度新規指導員申請予定者には11月30日以降にお渡しいたします。 - 自然保護指導員通信(2008年後半)
- 秋の観察会(紅葉の奥多摩)のご案内
- 公開懇談会のご案内「山の自然環境保全・保護を学ぶ」
- 郵便振込み用紙(懇談会用800円) ※11月30日の懇談会の参加費
- 自然保護指導員新規・更新申請書 ※2008年度新規指導員申請予定者
- 郵便振込み用紙(指導員申請用4,500円)※これから新規指導員申請費用を支払う方
- 都岳連自然保護委員会ホームページのご案内
なお、これらの内容には変更が生じることもありますので、ご承知ください。
以上
日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会の報告(2008年度)
9月7日(日)、ブナの自然林が残る奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の新規認定「机上・実地」講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われた。
JR武蔵五日市駅前に9時集合、貸し切りバスで檜原都民の森へと向った。講習は車内で始まり、小高講師から都岳連活動紹介、森林に囲まれた研修センターでは、藤井講師 から三頭山の地質・地勢の特徴の講義と三頭大滝付近にて奥多摩の地質、断層を探索した。昼食後は、岡田講師から自然保護指導員の基礎知識と心得、水質調査とその目的が講義されて、3班に別れて沢の水の水質調査実習を行った。
帰りの車中では積極的な意見が出され、来年度から始まる新指導員の活躍が期待される講習会となった。
帰路の車中での感想:(参加者20名中、18名からの感想)
全体として「地質を有意義と感じた参加者多数。これから山に登る時に、山を見る眼が変わる」との感想もありました。
アンケート:
し尿持ち帰り袋(トイレパック)を使用した経験のある受講生は1名のみ。今後のPRが必要と思われた。
受講生:20名 (女性6名、男性14名、40代が2名、残りは50代と60代が半々)
委員会スタッフ16名
講師:藤井、岡田、小高
委員:渡邉、西山、山根、猪狩、大島、徳永、溝口、小島、廣田、野口、小林、野本、小原
投稿:大島、西山、小島
写真:基礎知識の講義、水生生物の調査、地質の調査
9月7日(日)、ブナの自然林が残る奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の新規認定「机上・実地」講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われた。
JR武蔵五日市駅前に9時集合、貸し切りバスで檜原都民の森へと向った。講習は車内で始まり、小高講師から都岳連活動紹介、森林に囲まれた研修センターでは、藤井講師 から三頭山の地質・地勢の特徴の講義と三頭大滝付近にて奥多摩の地質、断層を探索した。昼食後は、岡田講師から自然保護指導員の基礎知識と心得、水質調査とその目的が講義されて、3班に別れて沢の水の水質調査実習を行った。
帰りの車中では積極的な意見が出され、来年度から始まる新指導員の活躍が期待される講習会となった。
帰路の車中での感想:(参加者20名中、18名からの感想)
- 山でトイレに行き難くなる。
- 地質が少し難しかった。
- 自分の山行が常にインパクトを与えていると思っていたが、やはり複雑な思い。
- 水質検査が有意義だった。
- 山の準備をしてきて、歩かなくてすんだのは良かったのか?(物足りない?)これから先のことを思うと責任が重いと感じる。
- 数時間の講習で指導員とは心配。メルマガでもっと情報が欲しい。
- トイレ使用料を100円払っていたが、200円位支払わなければと感じた。
- トイレの持ち帰りは実施しているが、現物の持ち帰りに抵抗があったが、今回考え直さねばと思った。
- 山が疲弊していくのを感じた。自分に何が出来るのか考えていきたい。
- 人間との共存が大事。ほったらかしではいけないと思った。
- 考えるのに良いきっかけとなった。
- 米国では施設を整えて入山料として30$くらい徴収している。そろそろ日本でも徴収するべく検討したらどうだろうか。
- 人が山へ入るインパクトとの折り合いを考えなくてはと思った。
- 歳とともにトイレの快適性を求めてきた。雲取山の500円は妥当だと思えた。
- 自分も山を汚してきたのかと反省しながらの参加でした。
- 今年のカタクリパトロールに参加した。山の成り立ちに興味を覚えた。"お花つみ"は好きだったが反省し、(携帯トイレを)自ら実施して行く事で広めたい。
- トイレの意識を新たにした。地質は楽しかった。
- 三頭の大滝を別の目で見られて良かった。テントを指定地以外で張らないよう注意していきたい。
- 自分に何が出来るかわからないが、努力していきたい。
全体として「地質を有意義と感じた参加者多数。これから山に登る時に、山を見る眼が変わる」との感想もありました。
アンケート:
し尿持ち帰り袋(トイレパック)を使用した経験のある受講生は1名のみ。今後のPRが必要と思われた。
受講生:20名 (女性6名、男性14名、40代が2名、残りは50代と60代が半々)
委員会スタッフ16名
講師:藤井、岡田、小高
委員:渡邉、西山、山根、猪狩、大島、徳永、溝口、小島、廣田、野口、小林、野本、小原
投稿:大島、西山、小島
写真:基礎知識の講義、水生生物の調査、地質の調査